香港生まれのシェフが示す、おいしい料理に国境なし

卓越した料理を追求する有名シェフのグレース・チョイ氏は、革新的で効率的なロジスティクスの力を活用し、食を通じて世界をつないでいます。
Chef Grace Choy DHL Express
2021 年 4月 27 日 •

国際的にも中心的な都市である東京は、香港とは地理的・文化的に距離があります。 しかし、香港出身のシェフ、グレース・チョイ氏は、2019年に海外にプライベート・ダイニング・キッチンをオープンするにあたり、東京が理想的な場所だと考えました。

「私も夫も日本が大好きで、日本の新鮮な食材を使って料理をしたいと思っていました。私たちの料理を東京でふるまうチャンスを見逃すことはできませんでした」と彼女は語ります。

現在、東京都目黒区青葉台にある「Choy Choy Kitchen」は、東京の広東料理の概念を変えました。チョイ氏は、東京の賑やかなダイニングシーンと舌の肥えたお客様に、本物の中国料理のレシピを提供することに注力しています。

インターナショナルな味を、ローカルの食材で

レストランのオープンが一段落した後、常に行動的なチョイ氏は新しいプロジェクトに着手しました。それは、日本の食材を使った、食欲をそそるソースシリーズの開発です。新しいビジネスへの挑戦をスタートさせたチョイ氏は、自分の信念を貫き続けています。それは、食べ物に国境はないということです。

Choy Choy XO Sauce Bottle

「香港で大人気となったXO醤が最初の商品でしたが、非常に多くの反響をいただきました。シェフとして最も重要なことのひとつは、自分のルーツに忠実であること、そして自分の心に近いものを作ることです。 同時に、自分の技術を向上させるために、常に新しい機会に目を向けるようにしています」と彼女は語っています。

2020年末に香港を中心にXO醤の販売を開始しましたが、その後SNSでのフォロワーが増え、今では台湾やオーストラリア、さらにはアメリカやカナダにも販売してほしいとの声が寄せられています。 DHLと緊密な連携により、国によって異なる食品の輸入規制について最初の出荷を適切に梱包して発送することができました。例えば香港では、食品を輸入する際に原産国からの証明書を取得することを奨励しており、生鮮食品については特定の法的要件や行政上の取り決めがあるため様々な対応が必要となります。

また、日本のDHLのオペレーション部門の協力により、当日の集荷を行い購入者へ新鮮な状態でXO醤を届けることができました。

Chef Grace Choy in kitchen

「香港への最初の出荷では、24時間体制でシームレスなサービスを提供するDHLのチームに感銘を受けました。もっと多くの国に出荷する際は、またDHLのサポートが必要になるでしょう」とチョイ氏は語っています。今後、チョイ氏は新製品であるガーリックと黒豆のソースの開発に着手し、クラウドファンディングで資金を調達する予定です。

家庭のキッチンからソーシャルメディアで名声を得るまで

チョイ氏がどのように現在の自分に至ったのか、その軌跡を振り返ってみましょう。12歳の子供たち多くは、テレビを見たり、友達と遊んだりして過ごすことが多いですが、チョイ氏は家庭のキッチンに癒しを感じていました。

母親のあらゆる動きをじっと見つめていたチョイ氏は、広東料理のレシピと調理法に魅了されたことを思い出します。 素朴な竹製の蒸し器で点心が調理されている様子や、キッチンで炒められている挽きたてのスパイスの香りなど、すべてが魔法のように感じられました。

Grace Choy Chef at work

「私は料理専門の学校できちんとしたトレーニングを受けたことがありません。私の母はとても料理が上手でした。そして義母も私に対して食への情熱を共有し、私の仕事に刺激を与えてくれています。」とチョイ氏は言います。

この情熱は、時間が経つにつれ、さらに高まっていきました。 会社員として始めたキャリアに別れを告げ、チョイ氏は生涯の夢であった料理人になることを決意し、新たなスタートを切りました。2011年、彼女は夫のサポートを得て、思い切ってユエンロンという小さな町にプライベート・ダイニング・スタイルのレストラン「Choy Choy's Kitchen Hong Kong」をオープンしました。

この一歩が、彼女を想像もしなかった高みへと導いていくことになります。Choy Choy's Kitchen Hong Kongは、チョイが有名になったことで、2016年にCNNから香港の隠れたプライベートキッチンのベスト10に認定されました。また、このレストランは、 Facebookで最も「いいね!」を獲得した中華料理店であると同時に、 中華圏から初めてTwitterで認証されたシェフでもあります。

チョイ氏にとって、料理の世界でトップを走り続けることは、古い伝統の枠を超えて実験する勇気を持つことを意味します。

「大切なのは、学ぶことをやめず、魔法が起こる新しい可能性を拓いていくことです。」

食品のエクスプレス輸送のヒント

  1. 液体は漏れのない容器に入れ、発泡スチロールのような丈夫な素材で保護しましょう。ビニール袋で密封してから、丈夫な二重壁の箱に入れましょう。
  2. 半液体、油分、臭いの強いものは粘着テープで封をしましょう。脂取り紙で包んでから、丈夫な二重壁の箱に入れましょう。
  3. 粉体や細粒は、丈夫なビニール袋に入れてしっかりと封をした上で、2層強化ダウンボールなどに入れてください。
  4. 食材は鮮度が命です。DHLのグローバルなスペシャリストネットワークを活用して、各国の通関規制、輸送時間、輸送中の温度変化などを把握することができます。
  5. オンラインプラットフォーム上でオンデマンドデリバリーを購入者へ提供することで、購入者は安心して商品を購入することができるようになります。

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成功の味

このような自分を改革しようとする気持ちが、チョイ氏の次のステップへと向かうきっかけとなりました。 2020年第4四半期に、半年間の研究開発を経て、彼女はついに自分の調味料のシリーズを世界に発表する準備ができました。

日本の食材を使い、保存料を使わずに注文を受けてから作るXOソースは、瞬く間にベストセラーとなりました。干し貝柱と海老から手作りで醸造されたソースは、スパイシーさの中にも豊かな香ばしさがあります。

「海外でビジネスをするなんて、夢にも思っていませんでした」とチョイ氏は言います。

Choy Choy Kitchen Japan

「DHLは大企業だけにサービスを提供していて、中小企業にはサービスを提供していないと思っていました。 しかし、DHLのサポートがあれば、私のようなビジネスでも国際的に展開することができます。適切なサポートを見つけられたことが、私の夢を叶える大きな要因となりました。」

DHLジャパン、代表取締役社長のトニー カーンは「食の天国であるアジアに長く住んでいますが、ここで食べられる素晴らしい料理は広く共有されるべきだと思っています。私たちは、チョイ氏のような、生活の中で良いものを生み出している小さなビジネスを支援し、グローバル市場でのチャンスを掴む手助けをしたいと考えています。」と述べています。

現在チョイ氏は、より多くの製品を生み出すうために、次の計画段階にいます。

「食を通じて世界をつなぐ "という私の目標は常に変わりません。自分の夢を追求する機会を得られたことに、とても感謝しています」とチョイ氏は語っています。