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デジタル化とEコマースが、マンガと日本のアーティストにもたらすもの

日本のマンガは海外でも高い人気を誇っていますが、その作品を安全にファンに届けるためには、独自の工夫が必要でした。
Shueisha Manga Art Heritage Innocent
2021 年 10月 11 日 •

世界の新進アーティストにとって重要なライフラインであるEコマース

CEOの井口泰氏によって設立されたTRiCERAは、日本の若手アーティストを支援することから始まり、現在では世界中のアーティストによる3万点以上の作品を取り扱うまでに成長しました。

「アートは競争の激しい市場ですが、私たちの原動力となっているのは、若いアーティストが見い出され、私たちのプラットフォームを通じて作品が販売されるのを助けるという目的です」と井口氏は語っています。 子役として俳優経験のある井口は、アーティスト志望者が直面する課題に共感し、会社員を辞めてビジネスを立ち上げました。

「最初の頃は、日本中のスタジオを車で回って、自分でアーティストを発掘していました。最近では、週に数百人もの応募があります。作品が売れると、DHLのロジスティクスチームがアーティストのスタジオから作品をピックアップし、世界のどこにいてもバイヤーに直接届けてくれます」と井口氏は語ります。「クリエイティブに国境はないと確信しています」。

岡本氏のアーティスティックな試みの裏には、より深い目的がある。 岡本氏は、このプロジェクトが、競争が激化している漫画家のために、より多くの機会を提供することを望んでいます。

「現在当社では、年間1,000タイトル近くの新刊コミックを印刷しています。 漫画家は自分の情熱を追求するために厳しい競争にさらされています。だからこそ、この業界にもっと多くのチャンスを作ることが重要なのです」と岡本は語り、「Manga-Art Heritage」プロジェクトの収益を若手作家の支援に充てることを計画しています。「自分が描いたイラストを価値ある作品として使ってもらえるようになれば、作家さんの可能性が広がるかもしれません」。